2013/01/21

Chromebook C7 メモリ増設

いきなりメモリ増設?と思われるかも知れませんが、Chromeはブラウザ本体、レンダリングエンジン、プラグイン連絡の3つのプロセスと各タブや拡張機能がすべて独立したプロセスとして動作するので、高速で耐クラッシュ性も高いのですが強烈にメモリを喰います。他に使用している4GB搭載のマシンでも、時にメモリを喰いつぶしてSWAPに入り極端に遅くなってしまいます。そこでメモリを開放するのですが、SWAPも開放してやらないと本来の使用感には戻らず面倒なことこの上ない。

あぁ、それなのにC7の標準メモリはたったの2GB(T_T) これでは相当に気をつけて使わないとなりません。タブをいくつも開くなんてのは夢です。そこでさっさとメモリを増設しました。

C7で使われている "Intel NM70 Express" チップセットはメモリを "PC3-12800 8GB" までサポートしています。また、C7のカーネルオプションを調べてみると、ビルドは32bitですが "PAE (Physical Address Extension)" が設定されていますので、オーバーヘッドはありますが32bitでも4GB以上のアドレス空間に対応しています。

後述するデュアルブートのOSは64bitにする予定ですし、ここはメーカー保証の対象外となっても最大の8GBを搭載することにしました。ただし、Windous姉妹機の仕様では最大4GBとなっており、やや冒険ではありました。

仕様では "DDR3 SODIMMスロット" が2つ装備され、ひとつに2GBのメモリが装着されていると言うことなので、Ebayでメーカー不詳の "PC3-10600 SODIMM 4GB" を2枚で送料込み $32.75で購入しました。メモリも安くなったものです。経験上、不詳品でスペックを追求するとろくな事がないので "PC3-12800" にはしませんでした^^;

さて実際に交換ですがその前に。
C7はメモリ増設のために本体裏のカバーを開けるだけで保証の対象外となります。写真がそのための封印シールです。このシールを剥がさないと止めネジを外すことができません。価格を下げるため必要最小限の仕様で売っておいて、「なんだかなぁ」とは思う部分ではあります。もっとも、離島住まいなので最初から期待もしてないのですが…。


ではシールを剥がしてネジを外します。必要なのはこの1本だけです、両側のネジは緩めません。


ネジが取れたらそのままの状態でカバーを手前(ネジ側)へスライドさせます。足ゴムを掴むとよいです。


4mmほど引いて何かに当たって止まってから、カバーの前端(ネジ側)を上に持ちあげるとそのまま簡単に外すことができました。簡潔でとても良いデザインですね。


中央にDIMMソケットが2つあったので、手前のソケットから標準2GBのメモリを外し、購入したメモリを写真のように双方に装着しました。なお、標準のメモリも "PC3-10600" でした。メーカーは台湾の "Nanya" です。

メモリを装着したら逆順でカバーをして終わりです。さて、ドキドキのブートアップ。

やたっ! 問題なく立ち上がり、Chrome OSからしっかり8GBが認識されていました。後に全領域を使い切ったりしていますが、問題は起きていません。メモリ不足のことは忘れて非常に快適に使えています。

続く....

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